スーダラブルース

雑多な日々のぶるーす(音楽・映画・本など)です!前のブログから引越し中

阿久悠さんの小説 恋文を読んだ

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恋文/阿久悠

あの鐘を鳴らすのはあなた
勝手にしやがれ
また逢う日まで
「学園天国」
ペッパー警部


などを作詞した鬼人、
阿久悠さんが「恋文」をテーマに書いた短編集。

一つの物語がわずか5ページで終わる。
もはや歌謡曲のアルバム。

素晴らしい。
なんかもう現代人がなくしちまった人の為に生きる心とか、
慎ましさとか、品のある心であふれている

この方の歌についての名言を二連発。

 

「歌が一番大事なのは、こんな不幸な目にあって悲しいっていうことではなくって、不幸のちょっと手前のね、切ない部分がどう書けるかということが、僕は一番大切なことだと思ってるんですよ。」

 

ブログと映画の違いぐらい違うと思いますね、今のJ-POPの詞と歌謡曲の詞とはね。「誰かが喜んでくれるといいな」「誰かが興奮してくれるといいな」「誰かが美しくなってくれるといいな」というような願いを込めながら、一つの世界を作り上げていくっていうのが歌謡曲であって、そうじゃなくて、「俺はこんな気持ちで悩んでるから俺の気持ちを分かれよ」っていうのがブログですから、ええ、これの違いだろうと多分思います。

 

 

 

「Google Adsense 成功の法則57 / 染谷 昌利」 感想。まず100記事かけ!笑

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この度、前から気になっていた

染谷 昌利さんの本、Google Adsense 成功の法則57 

を購入し、読んでみました!

 

感想は、、、というか得たものは、、 

まずアドセンスなどと言う前に100記事書け!という

ブログと向き合う姿勢を正せたことでした笑

 

1、本の内容

レビューを見てると 「アドセンスってよく聞くけど何?という初心者から、

月額1万円以上の報酬を目指す中級者まで」が対象読者らしいです。

 

本の内容は、もっと技術的な内容かと思ったら、

半分が「ブログとの向き合い方、書き方、運営方法」

もう半分が「アドセンスの使い方、おすすめの広告の貼り方」

などでした。

 

2、感想。そしてブログ、アドセンス初心者の方へ

 まず衝撃だったのが、この本の序盤に、

最初の一ヶ月はブログのアクセス解析は見なくて良い!

とにかく一日一本、3ヶ月で90本(約100本)記事を目指して書いてみること!

というようなことが書いてあったことです。笑

いきなり「背伸びして読んですみません!」って気分になりました。。笑

 

著者曰く、3ヶ月続ければ、「ブログを書くカラダ作り」が出来てきて、達成感も得られて、文章力もアップ!

100記事あると、いろんな箇所から検索でヒットし、不思議なことにアクセス数も伸びるそうです。。

 

ほとんどの人が三ヶ月以内でブログをやめてしまうそうです。

その原因が、

最初の一ヶ月の絶望的なアクセス数の少なさによる、モチベーションの低下。。

だそうです。笑

僕もこれになりかけていたので、とにかく「1000文字程度」の「好きなこと」で「誰かのためになること」を書こうと思いました!

これがこの本を読んだ一番の収穫でした!^^

 

 

おすすめなので、初心者のみなさん、100記事書いた方はぜひ読んでみてください!笑

さぁ! アクセス解析見ないで書くぞ!笑

 

 

本の感想 】美女と野球/リリーフランキー のんべんだらりと!

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リリーさんのエッセイ入門本にして、

一番好きな本です!

 

思わず吹き出してしまうので、電車の中で読むと危険です笑

双子の姉妹に会いに行く話が一番好きです。

さすがはリリーさん!

 

好きなものは美女と野球。

のんべんだらりと底の浅い濁流のような毎日。

タキシードを着て司会をし、

双子の姉妹やコントの国の人に会い、

レコード会社を作り、オカンとオトンと夜の東京タワーを見て、、、、、、、、
コク深くて笑いに満ちた、愛と哀しみのエッセイ集。」 
(あとがきより。)

 

なんだか生きるのがラクになる、素敵な本です。笑

これでツボった人は「エコラム」も読みましょう。

アヒルと鴨のコインロッカー / 伊坂 幸太郎 ずっとディランが鳴っている。

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ボブディランがまぁまぁ好きなのと

映画で主演の瑛太さんファンなのと

伊坂 幸太郎さんの青春小説「砂漠」が大変面白かったのと、

タイトルが気になったのでこちらを読んでみました。

 

大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像とは? 注目の気鋭による清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

 

現在と2年前の話が交互に書かれていて、主人公が物語に巻き込まれていきます。

「アヒル」「鴨」「コインロッカー」

この意味は最後まで読むとわかります。

 

あと、「風に吹かれて」や「ライクアローリングストーン」など

ディランの曲を使った文が、かなり出てきます。

 

最後の方に「なんだとっ」と思うトリックがあります。

「砂漠」の方が好きだったけど、面白かったです。

 

ペット殺しは最悪だったなぁ、かわいそうだった 泣

 

白夜行 / 東野 圭吾を読んだ。私はいつも夜だった。だけど、暗くはなかった

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流星の絆」がめちゃめちゃ面白いかったので、

東野 圭吾さんをリスペクトし、有名なこちら「白夜行」も読んでみました。

 

かなりボリューミーでしたが、やはり面白かった。個人的には流星の絆の方が

好きだったけど、こちらも名作だと言われているのが納得できました。

 

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

 

被害者の息子・頭のキレる桐原亮司の影の人生。

容疑者の娘・才色兼備の西本雪穂の明るい人生。

 

一見真逆の人生のように見えますが、二人の人生は大きな繋がりがありました。

雪穂の周りで毎回起こる、様々な事件の描写が面白いです。

 

そして最後は、感動や悲しみではなく、

言葉にできない、愛なのかいたわりなのか、守っていたのか、

僕の持っている言葉にはない、不思議な気持ちに包まれます。

 

かなり長編なので体力がある方はオススメです。

でも後悔はしないと思います。

 

いちごの唄 岡田惠和 / 峯田和伸を読んだ。告別式では泣かなかったんだ。

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短いのでサクッと一気に読めます。

漂流教室「この坂道」から全てが始まります。

 

幅広い層から絶大な人気を誇るロックバンド・銀杏BOYZの詞曲をもとに、
NHK朝ドラ「ちゅらさん」「ひよっこ」などで知られる脚本家・岡田惠和
書き下ろす青春物語。峯田和伸(銀杏BOYZ)描き下ろしの絵も収録。

漂流教室
「東京」
「愛してるってゆってよね」
「ぽあだむ」
銀河鉄道の夜
「もしも君が泣くならば」
「恋は永遠」
――7つの曲が1つのストーリーに。

 

最初、ちょっと変わった文体で馴染みにくいけど(直前に東野圭吾読んだからかも)

 

だんだん 僕たちはなんとなく大人になるんだ の世界観になっていって

 

銀杏ファンなら好きだと思います。

 

歌詞と小説の世界観がかなりリンクしてる。高円寺、環七でるし。

 

漂流教室」の世界観から始まって、「東京」の石ころになった感じ。

 

最後は「恋は永遠」で綺麗に終わります。

 

ストロベリーフィールズの夢。

 

ゴイステファンにはオススメしないけど、銀杏ファンにはオススめでっす、

 

「砂漠に雪を降らせるんだ。」伊坂幸太郎/砂漠 を読んだ。

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「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」

 

凄く面白かった。

 

恋や麻雀やボーリング。
大学生の青春小説。

 

しかしドキッとする事件もあり、
ささやかで大活躍する超能力もあり、
最後まで楽しめて読めた。

 

入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決……。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

 

「なんてことは、まるでない。」
といったセリフが口癖の
なにごとにも冷めている、
いつも上から物事を見ている鳥類型の
主人公。

しかし仲間と触れ合っていくうちに、
だんだんと人間臭い、
「怒り」「思いやり」「憎しみ」「悔しさ」、
という感情を手に入れていく物語。

「砂漠」とは社会のこと。
大学生活を「オアシス」と呼んでいる。

卒業式の日、学長はこう言った。

 


「学生時代を思い出して懐かしがるのは構わないが、あの頃はよかったな、オアシスだったなと逃げるようなことは絶対考えるな。そうゆう人生を送るな」

 

「人間にとって、最大の贅沢とは人間関係における贅沢のことである。」

 

俺は今、正直「オアシスだったなぁ」と逃げてしまっている。

 

読んでよかった。

鳥井も南も主人公も、みんな成長した。

社会人になってからの話も読んでみたいです。


心に残った大事な作品です。

kensawai.com