スーダラブルース

雑多な日々のぶるーす(音楽・映画・本など)です!前のブログから引越し中

スローなブギにしてくれを読んだ!片岡義男 歌だけじゃなくて小説であるんだよ!

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「スローなブギにしてくれ」というフレーズ。

南 佳孝さんの歌の歌詞には登場してないですが、小説では登場します。

片岡義男さんの小説はアウトロー気味なバイク好き少年が多く登場し、いちいちセリフがお洒落です。

小説のタイトルも『ときには星の下で眠る』、『B面の最初の曲』、『味噌汁は朝のブルース』、『吹いていく風のバラッド』などカラッとしていて素敵です。

 

今作で「スローなブギにしてくれ」のフレーズはこんな使われ方をします。

(色々あって.....)

 

さち乃「帰ってきたの。いさせて」

 

バーテン「詳しくは知らねぇけど、はじめて捨てた女がやがて帰ってきて、ほろほろ泣きながら、ゴローさん、いさせてくださいなんざぁ、できすぎた話じゃねぇか」

 

ゴローは、ただ笑っていた。

 

バーテン「おまえの人生は、これからだぜ。記念に音楽を贈ってやるよ。なにがいい?」

 

ゴロー「スローなブギにしてくれ。」

 

バーテン「なにを言いやがる、それでせりふのつもりかよ」

 

さち乃は猫大好き不良少女 
ゴローはバイク好きスピード狂 
2人とも18歳。

 

伊豆半島への泊まりがけダブルデートの道中で猫を15匹捨てたりします。

(変わってる。)


50ページで終わる短編です。

 

興味のある方は読んで観てください。

 

完。