スーダラブルース

雑多な日々のぶるーす(音楽・映画・本など)です!前のブログから引越し中

阿久悠さんの小説 恋文を読んだ

f:id:isao2:20190202102043j:plain

 

 

恋文/阿久悠

あの鐘を鳴らすのはあなた
勝手にしやがれ
また逢う日まで
「学園天国」
ペッパー警部


などを作詞した鬼人、
阿久悠さんが「恋文」をテーマに書いた短編集。

一つの物語がわずか5ページで終わる。
もはや歌謡曲のアルバム。

素晴らしい。
なんかもう現代人がなくしちまった人の為に生きる心とか、
慎ましさとか、品のある心であふれている

この方の歌についての名言を二連発。

 

「歌が一番大事なのは、こんな不幸な目にあって悲しいっていうことではなくって、不幸のちょっと手前のね、切ない部分がどう書けるかということが、僕は一番大切なことだと思ってるんですよ。」

 

ブログと映画の違いぐらい違うと思いますね、今のJ-POPの詞と歌謡曲の詞とはね。「誰かが喜んでくれるといいな」「誰かが興奮してくれるといいな」「誰かが美しくなってくれるといいな」というような願いを込めながら、一つの世界を作り上げていくっていうのが歌謡曲であって、そうじゃなくて、「俺はこんな気持ちで悩んでるから俺の気持ちを分かれよ」っていうのがブログですから、ええ、これの違いだろうと多分思います。